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私たちから新しい食の提案



おだしさんについて



ある日お店で「おいしいもの談義」に花が咲きました。

「どんなおだしさんが一番おいしいか?」という話になったとき、

スタッフの一人が「やっぱり、花かつおをぜいたくに使っての一番だし」

またある一人が「私は昆布が好き」

違う人が「ものによってはムロアジもいいよ」

また違うスタッフは「イノシンサン?とかグルタミンサン?とかなんちゃらいうけど、ようわからんなぁ」

またまた違うスタッフが「自分の舌が一番確かやと思う」

といろんな意見が出たところで・・・・・

「いろんな素材を組み合わせて、ナンバーワンを作りたいなぁ」という話から、


私たちの実験は始まりました。


そしてこれが私たちのナンバーワンのレシピです。

花かつお、こんぶ、ムロアジ、アジジャコの四種類。




そんな楽しい気持ちをひっくるめて、こんなパッケージにしました!!





おだしさんとの出会い

川津家のある日のおだしさんとの出会いをご紹介しますね!

「是非このようにして下さい!」と言う意図はありません。

お気軽にご覧頂き、「へー、こんな使い方もあるのか。

うちだったらもっと上手な使い方できる」と思われましたら、

私たちにも教えていただきたいと思って、

ご紹介させていただきます。




〔一番だし〕

まず一番だしをとります。

コップ一杯半ほどの水を沸かします。

沸騰直前に火を止め、おだしさんをなべに入れます。

2分ほどでおだしさんを引き上げます。

・・・・これで一番だしが取れました。

今日は一番だしに少量の薄口しょうゆと

わずかな砂糖でほんのり味をつけ、

葛でとろみをつけました。

揚げ出し豆腐のたれに使います。

白髪ネギに緑の葉っぱをあしらい、

姫唐辛子で飾りました。

もちろん、姫唐辛子はお豆腐と一緒に食します。

その美味しいこと!!



〔二番だし〕

二番だしは沸騰したお湯に、

一番だしをとった後のおだしさんを

袋ごと入れて、
23分煮出します。

今日は思い切り贅沢なきんぴらにチャレンジです。

ヤーコン芋と人参の千切りできんぴらを作ります。

ごぼうも少し入れたほうが美味しいです。

(だしをとる前にここまで下ごしらえしておいた方が安全です)



ちょっと面倒ですが、ヤーコン芋は千切

りにした後、さっと酢水をくぐらせてお

くと色がきれいに仕上がります。

今日はごま油で材料をさっと炒めてから薄味をつけ、

それから二番だしさんと合わせました。

二番だしでもかなりおだしが利いているので、

思い切り薄味でも大丈夫です。

◎今、私はお医者様から減塩を強く勧められているので、
今日のシェフの春(三女)が
このようなストーリーを考えてくれました!



〔三番だし〕

三番だしはお湯を沸騰させてガンガン煮出します。

それで良いのです!!

三番だしは濃く入れたほうじ茶と半々くらいに合わせて、

「かつおの激辛角煮」のお茶漬けに用います。

こちらも思い切り贅沢なお茶漬けになります。

このお茶漬けをお代わりしないで

食事を終えるのは至難の業となります。


〔おだしさんのふりかけ〕

三番だしまでとったおだしさんを乾煎りします。

カラカラに乾くまで乾煎りしたら、

お砂糖と醤油とお酒で味付けし、更に煎ってさらさらにします。

おだしさんのふりかけはこれで出来上がりです。

乾煎りする時にゴマと一味唐辛子を加えるのが川津流です。

胡麻油をちょっと落とすと香りがもう一つ良くなります。

川津 祐介




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